いつか終わりが来るまで

3月から心療内科に通い始めたので、生活の事や心の動きを観察してゆくために。

5月11日

今日病院に行って、調子良さそうだね、来週も様子見て、大丈夫そうだったら2週間に一回にしようねって言われた。とても嬉しかった。10連休の恩恵だろうけど。

歩くだけで汗をかくような1日だった。

暑いのは好きだから、今日は一日元気だった。

あと、先日買ったワンピースが想像以上に似合っていて、凄く気分が良かった。

病院はしごの後、漫画を買って、纏に眼鏡のメンテナンスをしに行った。

メンテナンスにしょっちゅう来てしまってすみません、と言ったら、良いんです、もっと来てください。と店長さんに言われて嬉しかった。

でもちょくちょく顔出すと眼鏡沼に引きずり込まれる事がわかっているから、困った時にだけいこうと思う。

最近、眼鏡が可愛いですねと言われる事が多いので、それもちゃんと伝えたかったのに、緊張して言えなかったな。そう、眼鏡が可愛いんですよ。

そのあと下北沢を歩き回って、お洋服や本やゲームを見て、情報を頭に入れられることが嬉しかった。少し前は文字が文字として意味がある事、形のあるものでもそれが何なのかっていうのが認識できなくて、ちょっと困っていた。

困っていたから日記を書くようにしたら、少し良くなった。

子犬カフェというところへも行ってみた。

子犬が伸び伸びと遊ぶ穏やかな空間を期待して入ってしまったけれど、みんな餌(有料)を持っている人に付いて回っていて、自由に遊ぶ犬達なんて全然見られなかった。本能はやっぱり気持ち悪いなと思った。

ここの子犬が大人になったらどうなるんですか?と聞いたら、施設へ行く子や家族になる子が居ますね〜と言っていたけれど、多分、半数以上は殺されるだろうなと思った。ペットショップには子犬しか置いていない意味と同じだ。早く潰れたらいいなって思った。

そのあとは新宿行ってちょっとマクロスのパチンコ打って、経堂帰ってあちこち歩き回ってみた。

右も左も綺麗にバラが咲いている通りがあって、とても美しかった。赤、ピンク、白に茎の緑、やっぱり植物は良いな。5月のバラ。愛している。

あるお家の赤いバラが、大きくて鮮やかで本当に素敵だった。

傾いてきた陽の光が葉っぱ越しに差し込んで、世界がキラキラしていた。

太陽がのぼっていて、温かいと、とても幸せな気持ちになるなあ。

でも多分これただ躁だから来週病院に行ったところできっとまた週1に戻されるだろうなってわかってるんだけどね。


病院の先生が、わたしの診察券を改めて見て、「実(みのる)というのは、他のことより時間の掛かる事ですよね。だから、実というのはそれだけ凄い事なんですよね。いい名前ですね。いやあ、突然すみません。」と言っていて、もっと自分の名前が好きになった。そっかー、なにかが実には、時間が掛かって良い事なんだなぁ。急いでも、蕾はつかないし花も咲かないから、時間を掛けても良いのかぁ。と、思えました。おわり。